「同位体の相対質量」計算の工夫で解答時間の節約!

計算の工夫で

解答時間を

節約できます!

 

煩雑な計算は

時間もかかるし

計算ミスも

起きやすい

 

できる問題を

ミスしたくないですよね?

 

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例として、

同位体の相対質量で

説明します

 

問. 銅の同位体の相対質量と存在比は

   次の表のとおりである。

   銅の原子量を求めよ。

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一般的な解き方は

原子量=62.93×\displaystyle\frac{69.17} {100}+64.93×\displaystyle\frac{30.83} {100}
    =\displaystyle\frac{1} {100}×(4352.8681+2001.7919)

   =63.55

 

(計算ミスしそう)

(時間かかりそう)

 

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工夫をすると

 原子量=62.93×\displaystyle\frac{(100-30.83)} {100}+64.93×\displaystyle\frac{30.83} {100}

   =62.93+(64.93-62.93)×\displaystyle\frac{30.83} {100}

   =62.91+2×\displaystyle\frac{30.83} {100}

 

計算のポイントは

存在比は100%になる

ということです

 

どうですか?

煩雑な計算は

不要になりましたよね?

 

同位体の相対質量の問題は

この計算方法でいけます!

練習してみてください!

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(弱酸の遊離ver)化学式は覚えない!その場で作る方法

\rm{CaCO_{3}+2HCl→CaCl_{2}+H_{2}O+CO_{2}} 

炭酸カルシウムと

塩酸の反応ですね

 

この反応にも

導き方が

あります!

 

(そんなの学校で

教わらなかった…)

 

私も無機化学なんて

全文暗記だと思っていました

 

チャンスです!

学校で教わらない

導き方でみんなに

差をつけましょう!

 

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基礎知識として

強酸には\rm{HCl}\rm{HNO_{3}}\rm{H_{2}SO_{4}}

があると覚えてください

 

導き方を

画像で説明します

 

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①強酸の\rm{HCl}があると

注目します

 

\rm{CaCO_{3}}の構成要素は

\rm{Ca(OH)_{2}}\rm{H_{2}CO_{3}}

であるとします

 

\rm{Ca(OH)_{2}}

弱酸の\rm{H_{2}CO_{3}}よりも

強酸の\rm{HCl}

中和をします

 

完成です!

 

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ややこしい導き方ですが

初見の問題に対しても

有効です!

 

知らない反応式でも

これで安心ですよね?

 

まとめ

①強酸の確認

→これは弱酸の遊離だな

 

②構成要素を

酸と塩基で分けて

書き記す

 

③分けてでてきた塩基は

弱酸よりも

強酸と反応する

 

まずは式内に

強酸があるときは

弱酸の遊離を

考えましょう!

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(酸性酸化物と塩基ver)化学式は覚えない!その場で作る方法

 \rm{SO_{2}+Ca(OH)_{2}→CaSO_{3}+H_{2}O}

二酸化硫黄と

水酸化カルシウム

反応式です

 

こんな複雑な反応

覚えられませんよねf:id:Chemistry_koala:20200727164025j:plain

実は

 

この式で

覚えることは

ありません!

 

(何も覚えなくていいの?!)

 

化学式なんて

覚えようとしたら

キリがありません

 

問題文から

導くことが

できます!

 

 

私は予備校の先生に

導き方を教わったとき

びっくりしました!

 

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ポイントは

酸性酸化物と塩基の

反応ということです

 

導き方を

画像で載せます

 

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①酸性酸化物に

水を加え、

オキソ酸を生成

 

②オキソ酸と

塩基の中和反応

 

③2式の和

 

完成!

 

この導き方を

覚えれば

暗記の量が

減りますよ!

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予習するやつは「バカだ」

勉強のしかたで

成績上がります

 

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予習と復習

どのくらいの比率が

最適だと思いますか?

 

(予習:復習=3:7くらい?)

違います

 

0:10

予習なんて

いりません!

 

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あなたは

なぜ予習をしていますか?

 

私は

「予習をしないと先生に

怒られるから」

 

くだらない理由で

予習に時間をかけていました

 

 あなたも同じでは?

 

「授業の準備」は建前で

本音は「怒られるのが嫌だから」

 

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予習は

最も非効率な

勉強法です

 

「大事な箇所」が

わからず勉強するからです

 

「大事な箇所」は

授業で言ってくれます

 

授業で言われた

「大事な箇所」を

復習したほうが

効率的です!

 

予習する時間を

復習に使ったら

成績アップは

間違いなし!

 

予習なんてやめて復習を

優先しましょう!

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苦手意識もってない?「濃度」でやることはただ1つ!

濃度の問題は

簡単です

得意になれます!

 

(濃度は頻出問題で

得意になれたら嬉しい!)

 

使う式は

1つだけ!

 

(1つだけでいいの?!)

 

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しかし、「濃度」と聞くと

(苦手だな)

(難しい)

なんて思いませんか?

 

それは小学生のころの

苦手意識を

持ち続けているからです!

 

小学生のころ

濃度の問題なんて

理解できなくて

難しかった記憶があります…

 

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そんな苦手意識も

今日までです!

 

苦手な問題は

減らしたいですよね?

 

濃度の問題で

使う式は1つ

濃度%=\frac{溶質g} {溶液g}

 

つまり、溶質と溶液の

質量のみわかれば

答えが出ます!

 

改めて考えると

こんなに簡単なんです! 

 

苦手意識なんか捨てて

濃度の問題を

得点源にしましょう!

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化学はイメージして問題を解く!「中和後のpH」求められますか?

中和反応後のpH計算

間違えずにできますか?

 

(そんなの余裕だよ!)

 

やり方を暗記しているだけじゃ

ありませんか?

 

やり方を暗記しているだけなら、

化学の問題は

理解できません

 

そんなの嫌ですよね?

 

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中和後のpH計算の方法は

暗記不要です!

 

暗記することは

一つでも少ない方が

いいですよね?

 

どんな化学反応が

起こっているのか

わからないから、

暗記をするしかなくなります

 

化学反応をイメージできると

自然と計算方法が

見えてくるものです!

 

化学はイメージが大事

私はこれを予備校の先生に

教わりました

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pH=-\log_{10} [ H^{+}]

 

[H^{+}]は1Lあたりの

\rm{H^{+}}のmol数

つまり、mol/Lを表します

 

molが溶液何Lに

どれだけ溶けているか

イメージしてください

 

pHとは

溶液中の\rm{H^{+}}

mol数で決まる!

 

実際に問題解きます

 

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 問 0.10mol/Lの塩酸100mLに、

  0.10mol/Lの水酸化ナトリウム50mLを

  混合したとき、pHはいくらか?

  

  まずはmolがどれだけあるか

  \rm{H^{+}}のmol数は

  0.10×\frac{100} {1000}=1.0×10^{-2}mol

 

  \rm{OH^{-}}のmol数は

  0.10×\frac{50} {1000}=0.5×10^{-2}mol

 

  中和によって

  \rm{H^{+}}のmol数が0.5×10^{-2}mol余る

 

  このとき注意が必要なのは

  何Lの溶液にmolが入っているのか

 

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  溶液は50mL+100mLより、

  150mL=0.150L

 

  よって、溶液0.150Lに

  \rm{H^{+}}0.5×10^{-2}mol溶けている

  [H^{+}]=\frac{0.5×10^{-2}} {0.150}=\frac{1} {3}×10^{-1}

 

  pH=-\log_{10} [ H^{+}]

  この式に代入したら完成です!

 

 まず化学の問題を解くときは

何が起こっているのか

イメージをするようにしましょう!

 

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「酸化?還元?どっちだっけ?」ややこしい単語は片方だけを覚えよう!

テスト中に

「酸化と還元どっちだっけ?」

と迷うことありませんか?

 

私も二択で迷って

時間を浪費し、

結局間違えたなんてことが

よくありました…

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そんなふうに迷っている間に

テスト時間は無くなっていきます

 

大切な解答時間が

単語で迷ってるなんて

もったいないです

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そんなややこしい単語は

片方だけを

確実に覚えましょう

 

(もう片方はどうするの?)

 

片方を確実に覚えれば

もう片方は消去法で答えられます!

 

両方覚えようとするから

中途半端になって

わからなくなるんです

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例えば、酸化と還元の場合

「酸化は電子を出す」

”だ酸化”と覚えることで

還元は覚える必要はなくなります!

 

まずはあなたが

どっちの意味か迷う単語を見つけ、

片方だけを覚えてください!

 

これで点数アップ!時間の節約!

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